こんにちは。からあげです。
内容は若干のネタバレを含みます。ご注意ください。
アメリカで超大作「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」を超えて、公開初日興行収入第一位を記録した映画「サウンド・オブ・フリーダム」。そんな話題作が約1年遅れて2024年9月27日、ようやく日本で公開された。
児童人身売買を扱ったこの映画、実は5年前にすでに制作完了されていたという。だが諸般の事情により公開するには5年待たなければならなかったそうな。
画像:公式ウェブサイトより引用
サウンド・オブ・フリーダムはTOHOシネマズほか、全国の数少ない映画館で上映中。
本作品はアメリカで話題になった名作なのに、なぜか上映される劇場が非常に少ない。そしてその多くは不便なところにある。
おそらく公開まで5年を要したことと同じ理由に違いあるまい。
映画には派手なアクション、カーチェイス、銃撃戦などのシーンはまるでないが、とても衝撃的な内容になっている。
現実世界の街角やテーマパーク、迷子・家出保護などから拐われた子供たちは、人身売買組織の手により効率的かつ非人間的に小児性愛者や風俗店のもとに性奴隷として売られてゆく。
小児性愛者は子供を性的欲望の対象とする異常な性癖の持ち主で、相手が嫌がれば嫌がるほど欲情する。英語ではpedophile(ペドファイル)またはpedophilia(ペドフィリア)、pedo(ペド)と略され、劇中ではpedophileが用いられていた。
アメリカ合衆国国土安全保障省(United States Department of Homeland Security DHS 9.11同時多発テロ(自作自演)を機に新設された機関)で性犯罪組織の摘発にあたる主人公の捜査官ティム(ジム・カヴィーセル)。これまで数多くの小児性愛者を逮捕してきたが、誘拐された子供たちのほとんどがアメリカの捜査権の及ばない他国にいるため、囚われの子供を一人も救出できない現実に苦しんでいた。
あるとき上司を説得し特別の許可を得たティムは、潜入おとり捜査を行い人身売買組織を一網打尽にして子供たちを救出する。だがその子供たちの中に目当てだった兄弟の姉はおらず行方不明のままだった。
その後、コロンビア反政府ゲリラのボスに慰みものとして買われていったことが判明する。アマゾン奥地のゲリラが活動する場所は、麻薬栽培が行われていて警備が厳重、軍隊や警察でさえも足を踏み入れられないという。
そんな無法地帯に主人公のティムと闇の協力者バンピロは、感染症を防ぐ医師に扮して乗り込んでゆく。
果たして彼らは囚われの子供を救出して無事に脱出できるのだろうか。
この映画はフィクションではなくノンフィクション。実話を元に作られた映画だ。
「現実は小説よりも奇なり」などと言われたりもするが、まさにその通りで小説フィクションなどよりもはるかに上回り、残酷で悪魔的所業が日常的に行われている。
劇中ではアドレナクロムという用語は出てこないが、現実には性的暴行を加える傍ら、若返りの秘薬「アドレナクロム」の原料となる血液を脳の松果体から取り出しているらしい。
アドレナクロムの若返り効果は抜群だが、その代わりに効き目が切れると一気に老け込んでしまうという。そのサインは目の周りにできる大きな隈。なので一度接種すると定期的に接種しなければならなくなる。
世界中の著名人、大富豪たちがこぞって愛用していたとされるが、現在は供給を絶たれていて急激に身なりが劣化した有名人たちも多い。
世界の闇は児童人身売買にとどまらず、臓器売買、自作自演のテロ・戦争、金融市場操作、病人を生み出す医療・製薬、新型コロナワクチンなどの生物兵器へと広がってゆく。
サウンド・オブ・フリーダムは小さな子供を持つ親だけでなく、すべての人に観て欲しい。そして考えるきっかけになって欲しい。
拐われた子供たちだけでなく、私たちは目に見えない鎖に繋がれた奴隷となっている。支配者に巧妙に洗脳支配されて言うがままなっている。しかし多くはその現実を知らない。
働けど働けど一向に楽にならない日々の暮らし。それもそのはず、税金などから少ない稼ぎうちの半分以上も取られてしまう。なんでも日本国民の潜在的負担率はすでに6割に達しているのだとか。汗水垂らして稼いだお金は税金という名目で搾取される。しかしそのお金は日本人に還元されることはなく、権力者の懐に入ったり、海外に流れるなどして消えて行ってしまう。いったい誰のための日本国政府なのか?
この現状を受け入れていれば未来はなし。だがわれわれ国民が一致団結して戦ってゆけば、明るい未来は必ずある。
この映画を観終わったあと2日間ほど放心状態だった私。魂の奥底から揺さぶられる俳優たちの名演、そして児童人身売買は世界に蔓延る悪のごく一部でしかないという現実に打ちのめされた。
今の私にいったい何ができるのだろうか。そう考えながらモニターに向かってキーボードを打っている。明日も明後日も考え続けていることだろう。
読者のみなさんもどうか、サウンド・オブ・フリーダムを一度は観て欲しい。そしてあなたの心の声に従って生きていって欲しい。そう心の底から思っております。
私の拙い文章を最後までお読み頂きありがとうございます。